12月24日火曜日、晴れ。 寒いです。とにかく寒い。 順調に冬に入り込んでいて、猫の天気予報は概ね当たっているようです。 ここ3日間、ちょっと変わったことをしていました。 去来荘のおじさんと、「赤沢の星空をライブ配信したいねー」なんて話をしていたのですが、ちょっぴり前進。 子どもの頃、星を撮影するというのは恐ろしくハードルの高い趣味でした。 まずカメラが必要。 そして、星を点で撮影するためには追尾型(モータードライブ)の赤道儀が必要になったのです。 その価格、ウン十万円。 完全に大人の趣味ですね。 なんとかカメラだけ手に入れた頃、北極星を中心に円を描く星空の写真ばかり撮っていました。 時代は流れ、星空少年はおっさんの道まっしぐら。 「星景写真」という分野が生まれた現在は、とても面白いアイテムが出ているのです。 北極星に軸を合わせてカメラを回しちゃえ、という雲台があるんですね。 今回は、一番お手軽な「nano tracker」という製品を購入してみました。 その雲台を三脚とカメラの間に挟み、夕暮れの頃からスタンバイしてみました。 その記念すべき1枚目。 ばばーん。 …なんじゃこりゃ。 デジカメのピンボケはマニュアルフォーカスの失敗。 がむしゃらに無限大に回しても駄目なんですね。 そして露出と熱ノイズのバランスの悪さ。 素人丸出しの写真になってます。 とりあえず星は点になっているので、北極星の方向は向いているみたい。 試行錯誤でカメラを再セットアップして、この夜になんとか撮られた夜空は、こんな感じでした。 ISOの設定が変でノイズが乗りまくってますが、銀河の雰囲気だけ撮れました。 そして、昇ったばかりの木曽オリオン。 来年のドラマになぞらえて、カメラを向けてみました。 とにかく、道具は使いこなせなくてはいけませんね。 金をかければ良い装備はいくらでもありますが、今の機器でも使い方を極めていかなくちゃ。 これからも懲りずにチャレンジしてみます。 【追記】 川崎のK様にご紹介いただいたブログを参考に、画像処理してみました。 見違えるような変化がありました。 露出時間が長いので熱ノイズだけはいかんともしがたいのですが、現地で見てきた星空の色に、かなり近づいています。 おお、確かにこんな空だった。 何だか楽しいぞ! 星空が美しい夜は、無理をしない程度に星野観賞だー。 |
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いつも楽しく拝見させていただいております。上松の季節模様の最新情報を楽しんでおります。この度撮られました星景写真ですが、一枚目の写真は撮像素子の熱ノイズかぶりでしょうか、この様な現象が似ております。広角撮影では1,2段絞ると星像が引き締まります。収差も改善されますが、より長い撮影時間が必要で、そうすると熱ノイズが目立ってきます。選択するレンズの明るさとカメラのノイズ出方で最適撮影を探すことになると思います。以下のブログが参考になると思います。 |
川崎のK 2013/12/24 12:59 |
川崎のK様、有益な情報をいただきありがとうございました。 |
著者 2013/12/24 13:04 |
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